JIS K7218 プラスチックの滑り摩耗試験方法の中空円筒試験片を再研磨し更に新たに製作し品質を改善

試験片のお問い合わせ内容

  • JIS K 7218の中空円筒試験片の再研磨を考えているが、これまで依頼していた業社が廃業して再研磨先を新たに探している
  • 中空円筒試験片の表面粗さをRa0.8μmにしたい
  • また、加工が可能であれば、新たに中空円筒試験片を製作したい。

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試験片のご提案内容

JIS K7128のA法、相手方材料の中空円筒試験片の試験面の再研磨及び、新規製作のご相談をいただきました。
このお客様は定期的に古い金属加工業社に研磨の仕事を依頼していましたが、その業社が加齢により廃業された為、再研磨も新たに作成することもできなくなったとのことでした。
再研磨先の業社を新たに探す中で、当社ウェブサイトをご覧いただき、ご連絡をいただきました。

ご依頼をいただいた中空円筒試験片を当社にお送りいただきまして、JIS K7128のA法にて相手方材料の中空円筒試験片の表面粗さの指定どおり粗さ「Ra0.8μm」へ当社が保有するラップ研磨機にて再研磨いたしました。

また、当社では再研磨だけでなく、中空円筒試験片を新たに作成することも可能です。
S45CのロックウェルC硬さHRC12~25の素材を当社保有の高精度複雑加工が可能なオークマ製CNC旋盤を使い旋削加工を行った後、ラップ研磨で試験面の粗さをJIS既定値に研磨します。

ラップ研磨した中空円筒試験片は表面粗さを測定しますが、精密な測定器を持たない加工業者の場合、加工業者側では既定値に収めたつもりでも、実際は規定の粗さになっていないなど試験へ影響を及ぼす問題が発生する可能性が大いにあります。
当社では試験片を傷つけず、正確に測定する為、キーエンス社製の「ナノレベルまで測定可能なレーザ顕微鏡 VK-X1000」、「試験片の形状を3次元で捉える3D形状測定器 VR-3000」を導入し、加工したその場で瞬時に測定することが可能ですので品質も確かです。

今回、お客様所有の中空円筒試験片の再研磨、及び新規の中空円筒試験片の製作をさせていただきましたが、お客様は大変お喜びで、今後も再研磨含め、その他の試験片の製作でも当社を利用したいとの有り難いお声をいただきました。

当社ではその他各種摩耗試験で使用する試験片の製作を承っております。
素材調達から加工、表面処理、更に測定まで、当社にお任せいただければ面倒一切なしのワンストップ対応です。
試験片の品質改善をお考えである、製作したい試験片の依頼先が無いなどお困りなことがございましたら是非当社にご連絡ください。

ご納品試験片 詳細

素材 S45C( 機械構造用炭素鋼)
規格 JIS K7218
表面処理 ラップ研磨
加工方法 CNC旋盤
サイズ 寸法:外径 25.6mm,内径 20mm,長さ 15mm
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数量 10
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