ISO19095接合特性評価試験用のA5052-H34のTypeA試験片加工

試験片のお問い合わせ内容

• ISO19095接合特性評価試験用のTypeA(突合せ)試験片を加工したい
• 素材はA5052-H34
• 試験機への設置を考慮して加工する試験片は若干幅を小さくしたい

試験片のご提案内容

A5052は5000系のアルミニウム合金で、アルミニウム合金の中で中程度の強度をもった合金です。

H34は調質(※)を表す記号で冷間加工を行い、さらに安定化処理をしたものを指します。
※調質・・・熱処理方法の一つでJISでは「焼入れ後、比較的高い温度（約400°C以上）に焼き戻して、トルースタイトまたはソルバイト組織にする操作」と規定されています。

試験機への設置の都合で、制作する試験片の幅をISO19095に規定されている10.0mmより若干小さくしたいとのご要望をいただきました。
その為、規定値より0.2mm程小さい幅9.8mmへ切削加工をいたしました。

当社ではISO19095(接合特性評価試験)に準じたTypeA(突合せ試験)の試験片以外にもTypeB(重ね合わせ)試験片の加工も承っております。

その他、各種評価試験の規格に対応した試験片の加工もご希望の素材、表面処理、加工を施し加工させていただいております。

ご納品試験片　詳細